こんにちは!
Ascendミュージック・スタジオです!
以前にまでにパッシブベースとアクティブベースのそれぞれのメリットとデメリットについてお話をしていきたましたが、今回はそのそのそれぞれについてのまとめについてみていきましょう!
ちなみにパッシブベース、アクティブベースそれぞれの特徴について書いた記事もあるのでぜひとも一緒にチェックしてみて下さいね!
パッシブベースのメリットについて
それではまず、パッシブベースのメリットについてみていきましょう。
1.細かいニュアンスがつけやすい
まずパッシブベースは、ベース本来のサウンドを得られるということがアクティブベースと比べるとあります。
ジャンルによってはベースの細かいニュアンスなどを大切にしていく場合もありますが、そう言った場合にはパッシブベースのほうが相性がいいということもありますね。
2.ナチュラルなサウンド
こちらも先程の内容と近い部分もありますが、パッシブベースにはアクティブベースとは違い”プリアンプ”と呼ばれる回路がベースに内蔵がされていません。
ですのでベース本来のサウンドを出すベースとなっています!
ジャンルとしては、特にオールドロックやジャズなどにはよくマッチしてくれることが多いですね。
3.機材トラブルが少ない
こちらもパッシブベースの特徴としてですが、パッシブベースにはプリアンプ回路がない構造となっています。
ですのでパッシブベースには電池などを入れる必要もないので、そういったことろでは機材トラブルの心配のタネが一つ減るということになります。
機材トラブルの心配が一つ減るということは、ライブなどのときもそうですが、精神的にもけっこう負担が軽減されることとなってきますね!
パッシブベースのデメリット
それでは次にパッシブベースのデメリットについてもみていきましょう。
1.サウンドの迫力には劣る
まずはサウンド面に関してですが、パッシブベースはナチュラルでベースらしいサウンドを得られるということはとてもいいのです。
ですが、逆にベースのサウンドに迫力や圧を持たせるようなベースサウンドを得たい場合などでは、アクティブベースのほうがいいということも多いですね。
これは演奏するジャンルによってはメリットともデメリットとも取れることがありますが。
2.手元での調整がしづらい
こちらもサウンド面に関しての内容となりますが、パッシブペースはシンプルは作りとなっているので、色々と調整が面倒と感じる場合はすっきりとしていていいです。
でも細かな調整などをしていきたい場合などでは、アクティブベース本体のプリアンプでの調整をできるといこともいい面として挙げられます。
なので、そう言った手元での調整を好む場合はシンプルなパッシブベースの構造がデメリットとなってしまう場合もありますね。
3.ノイズが発生しやすい
こちらはパッシブベースの作りの構造としてですが、パッシブベースはアクティブベースと比べてノイズが発生しやすい構造となっています。
ノイズに関しては、アンプでの設定やエフェクターの組み合わせなどではノイズを軽減させることもできますが、これには少し知識や慣れが必要となってしまいますので、初心者の方には少し難しいかもしれませんね?
アクティブベースのメリット
そして次にアクティブベースのメリットについてもみていきましょう!
1.プリアンプが内蔵されている
まずはアクティブベース最大の特徴となっているベース本体にプリアンプが内蔵されているということです!
ベース本体にプリアンプ回路が内蔵されているので、すでにエフェクターが1つ内蔵されているのと同じよなことになっています。
そして、ベース本体にはプリアンプを調整するツマミも付いているので、簡単に調整が手元でできるということも便利な点となっていますね!
3.アンプに直接繋ぎやすい
ベースにはプリアンプというエフェクターを使用しているベーシストも多いのですが、アクティブベースにはそのプリアンプがすでにベース本体に組み込まれているので、1つエフェクターをつようしているのと同じ効果を持ってるということになります。
そしてエフェクターというものは、繋ぎすぎてしまうと”音やせ”という現象が起こってしまいます。
これはベースの場合は特になのですが、音圧などを上げようといろいろなエフェクターに繋いでしまうと、逆に音が小さくなってしまったり、音圧にかけるなどといったことになる可能性があります。
なのでできるだけエフェクターの数は少なく済ませたいと考えている場合には、アクティブベースはアンプへと直接繋ぐことも可能となってくるので、そういった点ではメリットとなってきますね。
アクティブベースのデメリット
次にアクティブベースのデメリットについてもみていきましょう。
1.細かなニュアンスがつけづらい
アクティブベースは音圧を持たせるようなセッティッグといったような場合にはとてもいいのです。
ですが逆に、ベースそのもののナチュラルな雰囲気だったり、細かなニュアンスを大切にしたようなプレーを求めている場合にはアクティブベースよりはパッシブベースのほうがいいという場合も多いですね。
2.機材とトラブルが多い可能性も
アクティブベースのプリアンプ回路には、ベース本体に9V電池を使用しているのですが、電池はもちろん消耗品となってくるので、電池が残量が少なくなってくると音圧が弱くなってきたり、完全に電池がなくなると音が出なくなってきたりします。
そういった点では、パッシブベースと比べると1つ機材トラブルの不安要素が増えてしまうことになるので、ちょっとしたデメリットとなってきますね。
3.エフェクターの繋ぎすぎには注意
こちらはエフェクターに関する内容となっていますが、アクティブベースにはベース本体に1つエフェクターが内蔵されているのと同じようなものです。
それとは別にエフェクターを繋いでいくという場合も多いのですが、特にプリアンプのエフェクターを別で繋いでいく場合には特に注意が必要です。
アクティブベースだとプリアンプをエフェクターでも用意をしていくと2つのプリアンプを使用していくということになります。
2つを同時に繋いでいくと逆に音が潰れてしまったり、変な音になってしまう可能性が高いです。
これはエフェクターやサウンド面に関しての知識を持っている場合であれば対処できることも多いですが、そういった知識などは特に初心者に方には少し難しい話となります。
まとめ
以上がパッシブベースとアクティブベースそれぞれのメリットとデメリットとなっていきます。
ベーシストにとってはどういったベースが自身に合っているのかということを考えてみるのもいいかもしれませんね?
あくまでも一般的な比較となるので、人によってはメリットともデメリットとも取れる場合もありますが、ぜひとも参考にしていただければと思います。
・パッシブベース
〜メリット〜
- 細かいニュアンスがつけやすい
- ナチュラルなサウンド
- 機材トラブルが少ない
〜デメリット〜
- サウンドの迫力には劣る
- 手元での調整がしづらい
- ノイズが発生しやすい
・アクティブベース
〜メリット〜
- プリアンプが内蔵されている
- ノイズが出にくい
- アンプに直接繋ぎやすい
〜デメリット〜
- 細かなニュアンスがつけづらい
- 機材トラブルが多い可能性も
- エフェクターの繋ぎ過ぎには注意
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